最近は指導教員との共著論文の補完的な分析と指導教員とのミーティング、そして自分の2年目の論文(アメリカで書く2回目の修士論文)(注1)の文献レビュー、微積分と線形代数のコースをオンラインで聴講している(注2)。また夏休み中にアメリカに残って研究している友人と毎週1度ミーティングをして、一週間の進捗を報告しあう軽い勉強会もしている(自分が呼びかけ人でうまく行くか不安だったのだが、今のところうまく行っている)。
さて、日本に帰った時には「銀だこ」の一部店舗で販売しているクロワッサンたい焼きを食べるのが楽しみで、今回の一時帰国時にも結構たくさん食べた(6つくらい)。実は実家のある京都にはクロワッサンたい焼きが売っている店がなく、東京にいる短い間しか食べることができないと悲しんでいたら、大阪の伊丹空港から帰国のための飛行機に乗る直前に、不思議なご縁で親しくなった阪大の先輩が大阪でで朝一番に買ったクロワッサンたい焼きを空港まで届けてくださって感動した。
空港で食べた銀だこのクロワッサンたい焼き |
そして、今日は土曜日で研究室に行く必要もないので気晴らしにクロワッサンたい焼きを自作してみることにした。Amazonでたい焼き焼き器、Whole Foodsで購入したパイ生地と砂糖、日本から持って帰ってきたあんこを使った。成果物は以下の写真の通り。
自作クロワッサンたい焼き側面図 |
自作クロワッサンたい焼き断面図 |
たい焼き器 |
見た目や、さっくり感でクロワッサンたい焼きらしさは出ているものの、やはり生地がクロワッサン用ではないからか味はそこまでだった。少しバターが重すぎる感じが減点ポイントで、点数をつけるとしたら60点前後だろうか。自分用のお菓子にはできるが、まだ人様に出せるものではない。実は渡米する直前の半年間はABCクッキングでケーキコースを受講していたのだが、そろそろ本格的に再開してクロワッサンの生地作り作成に励んでみるつもり。
注1・・・アメリカの社会学Ph.D.課程(5年制)では修士を持って入学しても、2年目か3年目に博士課程の途中経過としての論文を書かせるところが多く、これを書くことによって形式的に修士号が授与される。僕の場合、頑張れば(=東大に提出した修士論文を全訳して審査を受ける)免除できるかもしれないのだが、今の指導教員を博論の指導教員にしても大丈夫か修論についてのコミュニケーションをとる中で確かめたかったり(相性合わないと思ったら3年生で変えれる)、3年目のプレリム試験に落ちてPh.D.課程の途中で退学にさせられた時に留学した「証」が欲しかったり、行き詰まりを見せている日本での研究テーマの方向性をより「アメリカ的なもの」に修正しようと思っていたり、そうした色々なポジティブ&ネガティブな理由が重なって修士論文を書くことにした。
注2・・・駒場時代に数学の授業を受けていなかったことが響いている気がして、MITがオンライン学習用にオンラインあげている10年前の学部生用の授業の録画で大学1-2年生用の微積分と線形代数を1.5倍再生して聞いて、問題を解いている。僕のように後から苦労しないためにも学部時代に数学はみんなやっておこう。
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