一時帰国中である。最初の一週間は東京で過ごして諸々の仕事を済ませた後、事情があって岐阜県の高山市に3泊していた。自分にとってこれまで岐阜県は「通過」することはあっても「滞在」することはない場所だったのだが、予想以上に面白い場所で、また近いうちに今度は観光で行ってみたい。
高山市の中心部は昔ながらの街並みがきちんと残っており、さらには銀座や原宿にありそうなお洒落なカフェが立ち並んでいた。観光客は中国とヨーロッパ(特にスペインとフランス)からの観光客が驚くほど多く、平日の朝は日本語よりもスペイン語やフランス語や中国語の方が優勢だった。
|
高山市内 |
足を伸ばして白川郷へも行ってみたが、予想していた通りにかなり綺麗な場所だった。
|
白川郷 |
飛騨高山のレストランの食事はどれも驚くほど美味しく、特に最高クラスの飛騨牛をほうば味噌と一緒に食べる定食は最高だった。高山らーめんもシンプルで美味しかった。個人的には実家のある京都よりもおすすめできる観光場所である。
|
飛騨牛とほうば味噌定食 |
|
高山らーめん甚五郎 |
|
飛騨牛寿司 |
高山を去った後、霞ヶ関の某省キャリアの友人と金沢に旅行に行ってきた。1日目と2日目午前は金沢で金沢城、兼六園、21世美術館、和辻哲郎館を見学し、2日目午後からは和倉温泉に移動して海の前の温泉旅館で特に何もせずに過ごした。ゆっくりできた3日間だったと思う。
|
能登温泉の旅館「海望」からの景色 |
現在は実家のある京都市に戻って、今年の3月からの消化器不調の原因を調べている。1日目はアメリカでもやったエコー検査(腎臓、膵臓、肝臓)と血液検査、2日目は胃カメラによる食道と胃の検査で、現在は(念の為)胃の粘膜の組織検査の結果待ちである。幸いなことに胃カメラ検査で不調の原因がかなりはっきりわかり、詳しくはここでは述べないが、処方薬を一定期間(1−2ヶ月?)飲み続けることで対処可能という診断だった。3月は修論や学会で忙しい中、2週間ほどきちんとものが食べれずヨーグルトを飲んで過ごし、回復してからも1週間に2−3日は胃部の不快感に悩まされ、不定期に吐き気を催すという結構苦しい半年間だったが、なんとかなりそうな気がしてきた。
最後に近況報告。社会人口学のプレリム試験に無事に合格した。もう一つを来年の1月か6月に受験しなければならない。まだ社会階層論分野にするか国際移民・人種・エスニシティ分野にするかで迷い中だが、社会階層論でいく方が自分のためになり、かつ「事故」(=不合格)が起こる確率も低い気がしている。先生との共著論文も3回のR&Rの末にアクセプトされた。修正をしすぎていてまだ修論の方は投稿できていないが、早いうちにとりあえず最初の投稿をしてしまいたい。
日本に戻っていて完全に止まってしまっていたが、そろそろ研究に戻ろうと思う。
0 件のコメント:
コメントを投稿