2021年3月29日月曜日

近況0329:研究の進捗、ワクチン、スキー旅行等

1. 研究の進捗

久しぶりに近況をupdateしておく。まずは博論だが、来週の火曜日に博論プロポーザルディフェンスがある。とりあえず、博論審査コミティーの先生方4名には現在の方向性で承認が得れたので、博士候補資格の取得は発表でよほどの問題が発覚しない限り、大きな問題ないはずである。

博論自体の進捗だが、第1章の執筆が完了し、現在は第3章で使うデータセットの作成中である。説明すると面倒くさいのだが、第3章は4つのデータをかなりめんどくさい方法で組み合わせる必要があり、今日も家にこもってコードを書いていた。まだまだかかりそうだし、データを作ってもうまくいくかは不明なので忍耐が必要である。

難しいかもしれないが、目標としては2022年5月までに全ての章を書き上げたい。修了予定は2023年5月だが、2022年6月からは就活(米国、カナダ、香港、台湾、日本等のポスドクと民間企業で応募できるところはどこでも応募すると思う。)にあてる予定なので、博論に時間が割けなくなるだろうからだ。あとは、就職してしまうと研究ができなくなる(特にアカデミアの外で就職した場合)と思われるので、修了までに博論関係の論文は全て投稿しておきたいと考えている。

その他、諸々の投稿論文や校正等、出さなければならないものは大体出した。唯一の心残りはSocial Science History Associationの年次大会に論文が間に合わなくて出せなかったことである。9月締め切りのPAA2022の年次大会でのアクセプトを目指すという目標に切り替える。

2. コロナワクチン

アメリカでは1日に200万人というすごいスピードでワクチン接種が進んでおり、他の州の博士課程に留学している日本人の友人からはワクチンを既に打ったという話もちらほら聞く。ただ、州によってワクチン接種のスピードや優先度の付け方が大きく違い、ロードアイランド州に住む私はまだワクチンを予約できない。

既にワクチンを打てている友人が住む州は、大学教員(博士課程の院生もこのカテゴリに入る)を優先接種しているらしい。残念なことに(見方を変えれば公平とも言えるのだが)、ロードアイランド州は比較的厳格に1)年齢階級と2)既往症の有無で接種の優先順位が決められており、1)16歳-29歳、2)既往症無しの私は、優先順位がもっとも低いグループにいる。あと1ヶ月は待つ必要がありそうである。

3. 機械式時計

前回の投稿で、機械式時計について調べることハマっていると書いたが、とうとう初の機械式時計を購入した。予定していたラバーバンドでダイヤルがマットブラウンのSEIKOのSPB147ではなく、ダイヤルがグレーのSPB143(日本での型番SBDC101)にした。この時計はアメリカではヒット中で、ファンが作成したくさんのレビュー動画が数多く上がっているのだが、その中で特にこれに影響された。今のところは支払った金額(1200ドル)以上の価値は十分にあったと感じている。

SPB143の中のムーブメントはSEIKOの6R35で、70時間のパワーリザーブ、秒針停止機能、日付表示機能を持つ比較的新しいムーブメントである。SEIKOが保証している精度は一日-15秒から+25秒で、自分の所持しているものに限っていえば1日に+8-10秒時間がずれる。30秒以上ずれ始めると気になるので、4日に1回時間をあわせるという手間がかかるのだが、時間を合わせたり、時計のずれを毎日調べることが研究の気晴らしになってとても良い。あと、ダイバーズ時計の回転ベゼルは日常生活の中でとても役に立つ。回し心地もとても良く、時計とのインターラクションがストレスの発散になる。

SPB143

30代に入ったら(30までもう1年を切っている!!)、より高精度のムーブメントを搭載した時計が欲しいので、パーマネントの仕事にありつけるように頑張ろうと思う。

4. スキー旅行

コロナの制限も緩和され、ルームメイトやその同僚とスキー小旅行に行ってきた。まだ筋肉痛に苦しんでいるが、良いストレス解消になった。残念なのは今週から暖かくなったので、もう11月までいけないことである。

4年ぶりだったので、とりあえず中級スロープまでにしておいた。